前回の記事に引き続いて、2016年の映画の話です……時間空いちゃいましたorz
とりあえず、ソート使って導き出した
2016年の映画ベスト10はこんな感じでしたって話なんですが、

ただこうもいい映画がそろいまくると、やっぱ順位なんて不毛なのかなぁと思います。


前回記事に書いた20位からの映画もすべておすすめだったし、それよか下の順位にある映画もほとんどオススメなんです。
正直、40位くらいまでオススメできると思ってます。

ともあれ、そんなの書いてたらキリがない!


だからこそ導き出したベスト10を感想含めて、簡単に語ります!

 

10位「ミュータント・ニンジャ・タートルズ シャドウズ」

 

 ソートした結果で「あれ? これってこんな順位高いのか」と思った映画です。とはいえ、ソートで出てきた映画たちと比べて考えると、やっぱこの映画は面白かった。今年みたヒーローものでは一番、ストレスフリーにわかりやすく楽しめたヒーローものでした。フルCGの戦闘も迫力ありよかったですし、スピード感は半端なくよかった。所々、強調するためのスロー演出も、さすがはマイケル・ベイ制作だよなぁとか思いました。そして今回は、夜間のハイウェイでの戦闘、空中での戦闘、室内での戦闘、流れる川での戦闘、そして巨大宇宙的建造物内での戦闘と、様々なフィールドで、それぞれを生かしたアクションが、見ていてとても楽しかったです。
そして、何よりポイント高いのは個人的に大好きなヒーローもの展開。「異形だからこそ恐れられるものの、その活躍が純粋に正義だからこそ、周りから認められる」展開。激アツですね。しかもそれが周りの協力にも繋がるラストバトルへの流れはよかった。軽く泣いた記憶もあります。
正直、一部敵の扱い(あんだけタートルズ苦しめたのに、人間に負けちゃうの?)とか、たかが一般人のタックルで気絶する戦闘服をきた敵の雑魚とか、前作ボスの噛ませっぷりとか、ドナテロメカの万能っぷりなど、まぁ苦言を呈したくなるような箇所もありますが、とりあえず話を円滑に進めるための要素と割り切れるとは思います! 多分!
てなわけで、ストレスフリーで楽しめるヒーローアクションものとしては、間違いなく2016年でベストな作品だと思います。

 

 

9位 「ヒメアノ〜ル」

予告編のyoutubeが埋め込みできなかったので、リンク張っておきます。予告編はこちら

 

上半期の順位では、これは7位でしたね。今回12位の「ちはやふる 〜上の句〜」より順位は低かったのですが、色々と思い返すと、逆転して今回この位置になったと。とりあえず、そこで軽く語っているので、今回は控えめにいきますが、やっぱこの映画は色々とヤバかったです。
やっぱ森田くん役の森田剛の演技がヤバいんですよね。あの「こいつやべぇ」って分かるサイコっぷり。それでいて過去のあのやるせなさ。狂った彼を許してはいけないのだけど、狂ったきっかけがきっかけなだけに、あぁとならざるえない。見た人ならわかる「お母さん、麦茶もってきて」は、もうやるせなくて「ああ……」と声が出てしまう、そんな名台詞だと思います。
それを含めてよかったですし、前回も言ってますが、本当のオープニングがはじまる前までの、ムロツヨシとか最高に笑えますし、濱田岳さんの演技もよく、そして本当のオープニングから牙を向くあの作品の作りは感銘いたします。
邦画豊作な2016年を代表する一本なのは間違いないのに、思った以上に周りが見ていない! 見てくれ頼む!という気持ちもこめて必見です!

 

 

8位 「ローグ・ワン」


世界最速上映というビックウェーブに乗っかってみてきました。何を思ったのが、次の日の仕事に支障がでないように、わざわざ映画館近くにホテルをとって、世界最速上映を見るという。正直、エピソード4に繋がると分かっているし、デススターの設計図を手に入れられると分かっているので、そこまで期待はしてない、スターウォーズ見る上で押さえておきたいな、程度ではありました。
が、見終わって「世界最速上映見てよかったー!」と心から叫んでましたよ。
個人的には、今までみたどのスターウォーズよりも好きです。ライトセーバーでブンブンやりあっているのがスターウォーズ、みたいな勘違いをする人が多いこの世の中で「いやいや、それはスカイウォーカー家のいざこざだからね」と言わんばかりに、そこらへんは触れず、本当にあのスターウォーズの中でった話をしている。それでいて、スターウォーズの醍醐味である、宇宙戦争ですよ、これをしっかりしているのがたまらない。
そして何より、今回は味方が皆、頼もしい。見てて嬉しくなるチームでしたね。ドロイドのユニークさもたまらんかった、K2大好き! ドニー・イェンも最高でしたね、強いし、動きかっこいいし、あの武器がボウガンになるギミックとか大好き! あとキャラの描写は絶妙だったと思います。主人公に絞って、他は必要最低限な描写だったので、「彼は結局なんだったんだ?」って思うようなキャラはいなかったと思います。それがわかりやすさだし、ストレスフリーだと思うんですけどねぇ。
あと今思い出すと、希望がひとつのキーワードになっているくせに、絶望描写が半端ないのも、今思うとフフってなるえげつなさがありましたね。デススターとかベイダー卿とか。出てきた瞬間にわかる「あ、これもうダメだ……」「死んだわ、これ」感。ただその中で希望を繋げていくシーンは、このお話の真骨頂だとも思いました。
個人的には今からスターウォーズを見るっていう人に見てもらいたい。入りやすさはダントツじゃないですか。もちろん過去昨のCG等がしょぼくなっちゃうのは仕方ないけど、色々と興味もったところで、見てほしいし、知っている人に聞いたりとかしてもらいたい。そんな作品でした。

 

 

7位 「ペレ 伝説の誕生」

上半期では5位でしたね。てか、9位の「ヒメアノ〜ル」もそうだけど、見ている人が少ないんだよ、この映画も。6位の「マジカル・ガール」もそうなんですけど! って、それを言ったら1位もそうだね、3位もそうか。てなわけで、ここらへんは今後、言わないようにします……。
てなわけで、7位のこの映画ですが、見ててアガる作品でした。なぜブラジルはサッカーが強いと言われているのか、というのはこの映画を見ると「あぁ、なるほどな」と思います。それはたた単純に「ペレ」という20世紀最高のプレイヤーがいたから、というわけではない、ブラジルという国の中に根付いている精神が、強さなのだと、それを強く訴えてくる映画でした。
話の構成自体は結構単純で、とある流れが4回繰り返すことになるんですが、繰り返されるごとに、置かれている状況だったり、その時のきっかけだったりがスケールアップ、もしくはエスカレーションしていくことで、どんどんアガっていくんですよ。だから、退屈にならなく、純粋にブチアガれるというのが、この映画の魅力だと思います。
あと何よりペレのお父さんがよかったですね。あのお父さんがいなかったら、ペレは生まれなかったわけだし、それこそブラジルという国の熱意は消えてしまっていたかもしれない。だからこそ、勝利に沸く皆をひとり見渡すあのラストシーンは感動的でした。
ブラジルのサッカーがなぜあんなにも評価され、人を魅了するのか。知っている人はもちろん、知らない人はこの映画を見れば、分かります! そんなアガる映画でした。

 

 

6位 「マジカル・ガール」


上半期では4位でした。
この映画を知ったきっかけは、なんかのニュースサイトで「スペインの映画で、長山洋子さんのデビュー曲、春はSA・RA・SA・RAが使われた。それだけではなく、本編中も日本の魔法少女に憧れた白血病の少女が出てくる」という情報を見つけて、なんか面白そうだなとチェックして見ることができました。で、公開規模の少なさに驚いたところではありましたが、なんとか見に行って大正解でしたよ、この映画は!
とにかく、見せる描写と見せない描写が秀逸で、行間を読むことに頭の中がフル回転します。そして、決して見せないその描写を頭の中で補完していくんですが、それがひたすら「うわあああ、こえええ」もしくは「うわあああ、やべえええ」となるのが、こ
の映画の面白さなのだと思います。もう全部、気が抜けない。
自分の大好きなシーンというか、一番やべぇ!って叫びそうになったシーンとして、パズルを組み立てる描写があるんですが、それ完成しないんですよ。1ピース足りなくて。最初は「完成できたはずのものが、ひとつ間違えただけに完成しないって、まるでこの映画を暗示しているようだなー」とか思ってたのですが、見終わった後、帰りの電車の中で、そのパズルの1ピースが、実は映画の中で登場していたことを思いだし、そしてその登場していたところから導き出されるその答えに、思わず電車の中で「うわあああ、やべえええ」って叫びそうになりました。ひとりだったら必ず叫んでた。それくらい衝撃的だったので、最初から最後まで目が離せないです。
また最初は少女の純粋で無垢な願いのはずなのに、どうしてこうも大人たちのせいでより残酷に悲しくなってしまうのか、というストーリーもやるせなくて、たまらない。監督さんは日本の魔法少女もの、とりわけまどマギに影響を受けたのですが、あのまどマギの救いがある部分を取っ払ってくれてますね。だからこそ、ひたすら「あんまりだよぉ」ってなります。
ストーリーの残酷性だけではなく、見せる見せないが巧みに使われた演出。とにかく、最初から最後まで目が離せない一本です。

 

 

てなわけで、6位まででした。ぜんぜん簡単じゃなかった。

あぁ、もう一度見たい作品ばかりだ。

色々と書いていたら、めちゃくちゃ長くなったので、二分割します。

1位までも書ききってるので、次もすぐ更新予定です!

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